お客さまの声

東京、表参道青山学院方面アイビー通りを南青山にいくと素敵なオフィスがそびえます。今回は、テクノデジタルさんを紹介します。Webサイト開発 / スマートフォン・タブレット向けアプリ開発 / モバイルにおけるテクノロジーを利用したソリューション開発 / システム運用保守サービス / クラウドコンピューティング・インフラストラクチャ構築・運用などのお仕事をされています。

輝ける徳島の星。播田社長のサクセスストーリー。
徳島県鳴門市出身の青年がここまで、どうやってのぼりつめたの？？

実は異色の経歴。
鳴門高校卒業→徳島文理大学香川校工学部卒業→実家のご商売である徳島市のケーキ店｢ナッツベリーファーム」店長として活躍。(現在は弟さんが継がれているそうです。）

播田社長は店長をしながらも大好きなプログラミングをされていましたが、プログラムをやりたくて、徳島で友人と会社を設立、その後もっと大きなことをやりたいと東京に進出。フリーのプログラマーとして活躍→友人３人でウェブサイトの広告HPの会社を立ち上げ、その開発指導者に。さらに大きな開発を手がけるために現在の法人を設立。

現在は大手企業のグループ全体のネット環境の構築等、ビックなお仕事を手掛けておられます。
徳島に帰ってきたいな～と思うことはありませんか？とお尋ねしたら「もちろん。いずれは徳島に帰りたいです」と。
帰っておいでになったら何をしたいですか？（きっと、土いじりとか、釣りとか、そういう答えを期待していたら・・・）「ずっとこもってプログラミング！！」とおっしゃるので爆笑してしまいました。

さて、播田社長への一問一答です。

児玉：東京の人の仕事のスピード感はとても速いし、優秀だと思うのですがどうでしょう？

社長：たしかにお客様に近い働き方、メリハリをもった仕事をこなす環境からして、仕事ができるように見えますが、地方の場合環境が違うので時間をかけて仕事に取り組むけど、仕事のスキルのレベルは長期的にみれば変わらないと思います。帳尻はあってる(笑)

児玉：今の徳島の課題は？

社長：企業も働く人も控え目すぎます。もっと貪欲に仕事を取りにいかないと東京に負けます。のんびりしすぎています。

児玉：東京の人はドライで冷たいという感じがするのですが？

社長：ビジネスである以上、ドライに決断していくのが当たり前のこと。でも最後は「人と人」。残念なのは信頼関係を築けない段階で「東京の人はドライだな」と諦めてしまっていることですね。

児玉：徳島では神山のサテライトオフィスが話題になっていますが、どのような感想をお持ちですか？

社長：仕事をすればするほど、「IT環境があれば、どこでも仕事はできるってものではない！」と思います。そんな甘いものではない。やはり人と人です。直接対話が大切。

児玉：今どこの会社に伺っても人手不足だって悲鳴が聞こえます。御社の採用のポイントを教えてください。

社長：はっきり言ってお金かけてます(笑)　
WEB求人、人材紹介会社など、スキルがある人を雇うにはとてもお金がかかります。そうでないと良い人材が採用できません。求職者からすると、東京はいろんな会社を選べるのですぐに転職します。募集をしっかりやれば、人はきちんと集まります。（書類選考さらに面接等を重ねてなんと200名に一人しか採用されないそうです。）
採用は、ビジネスパーソンとしての最低基準は満たしたうえで向上心をもって貪欲な人を選びます。

児玉：今後の目標は？

社長：3年後には社員を200名にしたいと思っています。現在の人数は90人くらいですが、それでは、お客様の数や業種は少なく自分たちの持つ技術やノウハウがほんの一部しか活きていません。
僕たちはエンジニア集団で、職人。大工さんみたいなものです。一大工としていろんな家を建てたり、すごいビルも建ててみたい。技術を磨くためにはさまざまな経験が必要なんですね。
その色々な経験・技術を組み合わせることで、また新しい技術を生み出していく。たとえば流行りの「ドローンやAIを使って何をするか。」ではなく、「何かを作るために必要な技術がドローンやAIかもしれない。そのための技術を常に研ぎ澄ませておく」というスタンスです。そのための環境を作りたいと思っています。

東京でも、徳島でも相談できる社労士をネットで検索をしていて児玉事務所を発見して契約しました。

もともと児玉さんにお願いする前に頼んでいた社労士がいました。でも、自分のリスクになると思うと「他人事」のような感じでした。「こうしたほうがいいんじゃないですか？でも保証できませんけど」みたいな。児玉さんは第一印象が「あつい人だなぁ」って思ったのと、経営者の目線で考えてくれる人だと直感しました。

嬉しすぎてほっぺが赤くなってしまいました。東京で、従業員数も多く労務の課題も徳島とは種類も質も違うので私たちもとても勉強になります。まさしく大きなビルのお仕事をさせていただけるおかげで職人(スタッフ)のスキルを高めることができ、とても感謝しています。（平成29年2月／取材：児玉）