お客さまの声

池田ダム湖を見下ろす素敵な場所にたたずむレストハウスウエノさん。

創業は、昭和52年6月、先代の社長が、牧場を始めたことから歴史が始まりました。
その後、お肉の販売や牛肉レストラン業を展開。平成18年には、JA阿波みよしと、コラボ。三好市で初めて道の駅の先駆けとなる川の駅もスタートしました。

地元の人が育てた野菜、米、などを販売する「しののめ産直市」がお店の一階でテナントとして入り、地下と二階はレストラン。県内外から人を呼び込む新鮮で美味しい食のスポットに。昨年３月には二階のフロアをオープンキッチンの鉄板焼きにリニューアルオープン。

ところが、今年の2月後半からコロナで状況は一変し、予約の殆どがキャンセル。頭をかかえ、そして頭をひねり、閃いた！　小学生たちの親でもあるご夫妻が思いついたのが、小学校の休校で留守番を余儀なくされる子供たちがお釣りなし、ワンコインの500円でお肉たっぷりのお弁当を食べれるように、弁当宅配のチラシを折り込みました。

するとなんと言うことでしょう！　翌日から電話が鳴り止みません。
10件有ればいいと思っていた注文が一日150から200も。7割の配達と3割のテイクアウトで大繁盛。
新しい営業形態に慣れてないスタッフたち。はじめは電話は取れない。手際は悪く、配達は遅れるで、お客様から叱られます。急遽、電話教育や調理のシュミレーションを行い、安定して提供できるようになったそうです。

アイデアはさらに閃き続け、外出自粛が叫ばれる中、お弁当と合わせてお肉100グラムから、野菜の配達も始めたのです。スーパーの行列に並ばなくていいわけで、目の付け所が素晴らしいと思いませんか？

肉、野菜、米は、全国に発送可能、都会の子供、単身赴任の旦那さんに送ってもらおうと企画。
スタッフを休業させることもなく雇用を守り、常にお客様の立場で、お客様の視点でピンチをチャンスに替えているところが凄いと思いました。

先代の専務が、児玉の労務管理セミナーに出席し、「うちにも社労士が必要。来てもらおう」となったことからです。

当時労務管理に疎く、従業員から、給与や有休に関して聞かれても確かな知識がないから答えられない。労働契約書の作り方もわからない状況だったそう。

児玉事務所に相談したら、

「まず就業規則をきちんと作っていただき、何事も書類にして残すことの大切さがわかり、マイナンバーの管理もスムーズにできました。」

「働き方改革に向けて、従業員に不安を与えず説明でき、みんな納得した上で労働契約ができるようになりました。」

「助成金に関しても、児玉事務所と一緒に難しい助成金にもチャレンジして、たくさんもらいました^_^」

とご満悦。ありがとうございます。

谷藤社長夫妻のビジネスセンスや目の付け所と、チャレンジの底力は素晴らしい！
（令和2年6月　取材：児玉）