お客さまの声

いつも穏やかで抱擁感あふれるアイディアマン、宮崎社長率いるこの会社は、『ピンクの車』でおなじみです。

LPガスの販売・工事を中心に、近年では、ガス関連家電や美味しい水の販売なども行っています。営業地域対象は、徳島市内を中心に県南県西部まで、事業所からご家庭まで、24時間体制のサービスを幅広く展開中です。

徳島シティガスと宮﨑社長のはじまり
会社は、現社長のおじい様とお父様によって、LPガス卸売を行う「宮崎商事」を創業。その直売店「徳島エッソガス」として誕生しました。
今年１０月５日で満５０年！

宮﨑社長ご自身は、名古屋の大手ガス機器メーカーで社会経験を積まれた後、徳島に戻り宮崎商事に入社。当時の徳島はちょうど建築案件が多く、新規お客様の開拓が進んだ時期でもありました。社員として２０年余り勤められ、徳島シティガスの社長就任７年目です。

大震災、コロナ禍などの非常事態を経験して、社長が改めて思うことは、「LＰガスという『消費商材』を選んだ先代の先見の目への尊敬と感謝」だそうです。先代から受け継ぐ経営理念は、『お客様に喜んでいただくこと』。社長社員一丸となって、お客様の笑顔が見えるサービスに取り組んでおられます。

徳島シティガス事業の一推し
「各ご家庭に密着している、『ＬＰガス』と『水』という消費商材をお客様へ安全に届けること。どちらも簡単に持ち運べるものではないので、責任をもってお届けしている。

２０１１年３月１１日の大震災を機に、今後私たちは、いつ起こるかわからない災害に備えて、お客様に何を提供できるのかを模索してきた。LＰガスは元より水も、日々消費しながら備蓄可能な～ローリングストック～としてご使用頂ける。
まだまだ普及段階にある家庭用宅配水は、これからも伸びしろのある商材。一人でも多くのお客様に提供できるように、拡充を図っていく。」

従業員との関わり方・従業員への思い
「現在社員は１６名。経営理念を大切に、サービス提供に努めてくれる社員は宝物だと思っている。創業当時から社員の定着率が高く、長く勤めてくれるので、家族のようになじんでおり、意思疎通も割とスムーズかな。」

社内のコミュニケーションを大切にし、よい雰囲気で仕事をしてほしいと思っている社長でしたが、コロナ禍で悩まれたそうです。コロナ以前には、年1回の社員旅行や忘年会など皆で集まる機会も多かったが、それも出来ない状況が続きました。

ある社員は、今は家族での外食にも行きづらくなったとも話していました。コロナで暗い雰囲気になっていたところから、皆を少しでも元気付けられればと考えた社長は、社員全員に、焼き肉グリル「やきまる」とお肉をセットにして支給しました。
「社員だけでなく、社員の家族まで喜んでくれて良かった～！」
と、とても嬉しそうでした。

経営の喜びと苦労
「お客様からお褒めの声をいただけることが一番の喜びです。日頃の社員の頑張りが目に浮かび、まさに経営理念が叶ったと思う瞬間です。」
お礼のはがきが届くこともあるそうです。

一方で、コロナ禍をきっかけに、訪問の機会が大幅に減り苦労しているそうです。集金は振込に代わり、検針はIOTを活用した非接触でできる自動検針化１００％が完成しつつある。面接がしだいに困難になっている今の状況から、お客様に会える機会を最大限に活かせるサービスを模索検討中です。

徳島シティガスの展望
「IOT活用など最新の利便性を取り入れながら、やっぱり、いつでも呼んでもらえる身近なガス屋さんでありたい。理想は、『サザエさんの三河屋さん』よ。」
時代とのバランスを取りながら、お客様の倍増を目指しておられます。

宮﨑社長の元気のもと
「仕事ありきの、合間でゴルフ、合間で孫遊びかな。」
会社のサービスは２４時間体制のため、仕事はどうしても外せないのだそうです。
社員さんにも数名ゴルフ仲間がいるそうで、社外でのコミュニケーション手段にもなっています。愛しのお孫さんは、会社の広告塔としても活躍中とか？！　現在1歳。今後の成長もずーっと楽しみです。

宮崎商事からのご縁。両社ともに、就業規則作成をお願いしました。

児玉所長は、いつでも相談できる存在です。クライアント重視で、こちらの意向を組んで考え提案してくれて、当社の経営理念にも通じるところがあります。
困った時には連絡をさせてもらっています。

社労士のイメージに、「法律で決まっているから、それはダメ。それはできない。」と突き放すということがあったそうですが、児玉所長でイメージが変わったそうです。

「これからも、助成金などの情報を随時よろしくお願いします。」
宮﨑社長、貴重なお時間をいただきありがとうございました。とても楽しかったです。（令和３年10月／取材：宮脇）