お客さまの声

社長や取締役を設けないこの会社は、令和元年１０月の設立。米粉チュロスの製造卸売の会社です。
事業展開は県内外を問わず、飲食店や学園祭文化祭へのチュロスの提供から、卓上電気フライヤーのレンタルまで、幅広く行っています。また、直販店「CHU CHU CHURROS CAFÉ徳島駅前店」の運営も行っています。

チュロスおじさんと長谷川代表のはじまり
始まりは10年前、個人事業から。縁あって移住してきた徳島の地を元気にしたい！恩返しがしたい。そんな思いから、地元徳島産の『米粉』を使って、片手で街中を食べ歩きできる『米粉チュロス』の製造販売を始めました。試行錯誤していく中、いろんな人と出会いつながり、チームができました。

街を元気にしたい！と言い続けながらも、限界を感じ、チュロスの市場を県外、日本、世界へ展開してみることに。
米粉チュロスメーカーとしての、徳島発信の元気な会社を作ろう。こうして始まりから8年目にして、プロ集団による合同会社設立となったのです。

チュロスおじさん事業の一推し
「チュロスはツール」は口ぐせです。
あらゆる食べ物の中でも、エンタメ性が抜群なのがチュロスです。地元の街やお祭りの場に、『エンターテインメント』を提供したいと考えています。最近では、福岡で販売を始めた『文字チュロス』が、アーティストのコンサート会場や白川郷などの観光地で、売り上げを伸ばしています。

さらに、手掛けたのは、日本が誇る米が原料の『米粉チュロス』。わたしたちは、全国各地に余っている米粉をチュロスに変える技術を獲得しました。各地の米粉を使ったチュロスをその地で提供することで、『地産地消』に一役買っています。

さらに、米粉チュロスは『100%グルテンフリー』です。小麦粉等の調理によるグルテンは、アレルギーの原因物質ともなっています。
エンタメのはずが、食べられずがっかりしたり、程度によっては命に関わったりしては、本末転倒です。最初は深い知識も持たず始めた米粉チュロスが、アレルギーを持つ多くの人の役に立ち、お客様からの要望もあり、今では、100%グルテンフリーを全面に打ち出して販売しています。

社員への思い
今現在、わたしは、もうひとつの縁の地である福岡にいます。代表が常駐しないという不思議な環境だからこそ、チームのつながりの大切さを痛感しています。
常に、目的・目標は明確にし、ともに成長していきたいと思っています。そのためには、それぞれ、プロの強みを生かし、必要な情報提供や情報共有を怠らない。

社員には、ここ徳島が、米粉チュロスエンターテインメントとハッピーの発信地になっていることを誇りに思っていてほしい、と願っています。
チームが大きくなり、重責とビジョンが背中合わせです。両方を大切にしていかなければ、という思いです。

経営の喜びと苦労
お客様がチュロスを安心して食べる笑顔や声に触れるたび、続けていて良かったと思います。

一方では、ずーっと苦しかったです。どん底までいったと思っています。それでも辞めるという選択肢はなく、ひたすらチャレンジしてきました。
１０年かけて、技術とチームを得ることができ、ようやく根をはり芽が出てきたかな。ここからはもう、のびしろしかないんです。

チュロスおじさん合同会社の展望
昨年初めて、２０ヶ年プランニングをしました。漠然としていた数値目標やすべきことが明確になったので、タイミングを図りながら、一つずつ行動していく予定です。

＜チュロ展望１＞
全国各地で、地産地消できる米粉チュロスを商品化する。
米農家さんとのコミュニケーションをしっかりととるために、米作りを基礎から勉強しようと計画中。

＜チュロ展望２＞
ディズニーランドといえば、チュロス。現在、需要として絶賛拡大中の100%グルテンフリーの米粉チュロスを納品する。まずは東京、そして、世界中のディズニーランドへ！！！

＜チュロ展望３＞
世界各地に、文字チュロスを送り出す。
文字は無くならないし、世界中にあるもの。みんながハッピーになれる文字チュロスなら、推していくしかないでしょう。

チュロスのアイディアをくれた恩人であり、チームの一員でもある（有）茶茶家　澤田社長からのご紹介です。

合同会社を立ち上げるとなった時、労務のプロの力を借りて、一から勉強させていただく覚悟でした。

就業規則作成時の面談では、児玉先生の質問にほとんどついていけなかったのを覚えています。それでもおかげ様で就業規則も整い、事業を進めていく上で、強力な武器を得たと思っています。

その後、この武器を行使してまさに今、「業務改善助成金」や「キャリアアップ助成金正社員化コース」の準備を一緒に進めてくださっています。 その時々の小さな疑問にも、的確なアドバイスをいただいています。

ここにわかる人が居る。わたしたちは、児玉事務所さんもチームの一員を担ってくれている、と思っています。これからもよろしくお願いします。

終始目をキラキラさせながら、果てしないほどの夢を語っていただいたチュロスおじさんこと長谷川代表は、ナチュラルで謙虚でとっても楽しい方でした。「のびしろ」歌いながら、楽しみに応援しています。ありがとうございました。（令和4年2月／取材：宮脇）