お客さまの声

Voice
36協定、変形労働時間制の届出など
煩わしい書類の提出など丸投げできてよかった。
徳島マルカ食品株式会社 代表取締役 野口 克義さま

名西郡石井町で漬物業を営む徳島マルカ食品様をご紹介致します。
創業者である現社長のお父様がお漬物の原料となる瓜、きゅうりや大根などを育て、製造業者(香川にあるマルカ食品株式会社)に卸していたのがはじまりです。

徳島には原料を製造する生産者さんは多いのですが、それを製品にする製造業者が少ない。
逆に香川は雨が少ない気候や川が少ない影響で農作物の生産者が少ない。
ということで、徳島でとれる原料を香川で商品にするという事業を確立されました。
ほとんどの野菜が香川に送られる中で、一次加工したものを送る目的で現在の徳島マルカ食品が設立され、野口社長が就任されてからもう16年になるそうです。

現在の仕事のおもしろいところや喜びを感じるところはなんですか?とお聞きすると「喜びも何も、圧倒的に苦労のほうが多いよ(笑)」とのお答えでした!

加工場である会社には、徳島だけでなく全国の契約農家さんから原料が入ってきます。ある地域では夏場採れない野菜でも、別の地域から仕入れることで通年の安定供給が可能ですが、その分仕入れコストが割高になる。

また、気候や自然災害が影響し、野菜そのものが不作になったり、陸路や海路がストップし仕入れが出来ないなど、そのたびに手立てに追われる日々を過ごされているそうです。

今年になってニュースでよく聞く物品の値上げについても漬物業界も例外ではなく、調味料や運搬費用など2か月毎に値段を見直し、取引先に提示する状況が続いているようです。


そんな野口社長のご趣味は盆栽。会社の入り口にはその盆栽が置かれています。

マルカ食品の従業員さんは皆さん社歴が長いベテラン社員さんが多いです。従業員さんが長く定着される秘訣は、あまり口うるさく言わずに信頼できる工場長さんを信じて仕事を任せること。連絡するのは発注の変更のときだけ。
多くの経営者の方々にとって理想的な組織が出来上がっているのではないでしょうか。

今後の目標は、核家族が主流の現在では商品の消費量も少なくなり、必ずしも価格が安い商品が選ばれるのではない。少し高い価格帯でも他にはない美味しい製品をつくり消費者に選ばれる仕事をすること。

私も主力商品であるカブや野沢菜の漬物をいただきましたが、ごはんがすすむ絶品です!
スーパー・キョーエイ全店舗でお買い求めいただけます。新米やサンマと一緒に、この秋は是非徳島マルカ食品さんのお漬物をご賞味ください。

児玉事務所を知ったきっかけは?

知りあいの税理士さんからの紹介です。

なぜ、児玉事務所に仕事を依頼しようと思ったのですか?

労働基準監督署の調査にあたり、専門家を入れて対応する必要があった。

児玉事務所に仕事を依頼していかがでしたか?

是正報告書の作成や、36協定、変形労働時間制の届出など、煩わしい書類の提出など丸投げできてよかった。


(令和4年10月/取材:楠本)

会社情報

徳島マルカ食品株式会社

代表取締役 野口 克義

〒779-3212
徳島県名西郡石井町藍畑東覚円603

088-674-0908